お客様などから「美容師は手に職で一生続けられるからいいねぇ!」と、美容師さんなら一度は言われたことがあるのではないでしょうか?しかし、果たして本当に一生続けられるのか?今回はそんなお話です。
あなたはずっと美容師を続けますか?
「ずっと美容師続けたい!」という美容師と「いや、ずっとは難しいかなぁ。」という美容師のどちらかに分かれますが、私は後者の「ずっとは難しいかな」と思っているタイプです。(美容師だけでは)
髪を綺麗にし、お客様が喜ぶ姿を間近で見ることができ、一緒に嬉しくなれるという美容師は素晴らしい仕事であることは間違いありません。しかし、60代70代となった時に現在と同じように働き続けらるのか?と考えると全く同じ働き方は難しいと感じます。
ある調査では、一生美容師を続けたい人は48%で、その中で今の環境のまま続けられるか?という問いには74%の人が「難しい」という結果になったのだそう。
\ 集客についてのまとめ /
\ 独立までの手順 /
今の環境のままでは美容師を続けられない理由
その調査結果では60代以降も働き続けたいが、今の環境ではできない理由は給料面と労働時間、育休産休制度が多く挙げられたようです。この辺りは美容業界の負の部分としてよく知られているのではないでしょうか?
私はフリーランス美容師なので、この辺りは全て自分次第なのですが、私が思う続けられない理由は体力面です。
体力的に難しい
実際に私が担当しているお客様でずっと担当してもらっていた美容師さんが引退したので私の元に来られた方も多くいらっしゃいます。その理由もやはり体力面のことも多くあるようです。
入客数、顧客維持、売り上げ維持が難しい
確かに体力的に難しくなると1日にできる客数も少なくなり、顧客維持も難しくなり客数減少していくことによって売り上げの維持も難しくなってくることも考えられます。
そのため、一生美容師を続けるためには客数と売り上げを維持するための施作が必要になります。または、美容師以外の収入源を確保しておく事も視野に入れると良いかもしれません。
一生美容師を続けるために施作や副業の構築が必要
一生美容師を続けるためには生活できるぐらいの収入を確保する必要があるため美容師としての売り上げを維持するか副業で収益を得る方法が挙げられます。
美容師として売り上げ維持
売り上げ維持をするためには客数を維持しながら単価を上げることになります。単価については長く通ってくださっているお客様ほどメニューの固定化ができてしまうため難しい場合が多いです。
客数維持はお客様との関係性を深め魅力的なサービスを提供し続けることが大事になります。
副業で副収入を得る
美容師さんで美容師以外の副業をしている方も実は多いのです。ネットで物を売ったり、広告収入を得ていたりなど良く耳にすることも多いです。
他にもカメラマンとして副業をしていたり多種多様ですが、やはりクリエイティブな事を副業としている美容師が多い印象です。
一生美容師を続けるためには環境を変えられる何かを身につける必要がある
今の環境では続けられないという調査結果から環境を変えられる何かが必要だということがわかります。ものすごく簡単に考えると、生きていけるだけの収入があれば美容師として生きていけるわけです。私は現在シェアサロンで美容師をしていて、周りは全員フリーランス美容師という環境でやはりそれぞれ将来を見据えた準備をしています。
B-MOVINGでは、美容師さんが美容師を続けていけるために美容師同士の交流の場としてコミュニティを運営していて私もそのうちの1人です。いろんな美容師さんの考え方は働き方に触れていい刺激をもらってみるのもいいかもしれません。