集客をする上でターゲット設定は最も大事な項目です。
今回はターゲットの絞り方について解説します。
紙とペンを用意して、この記事を見ながら一緒にターゲットを絞ってみてください！
ターゲットを絞るとは？
ターゲットというと30代女性とかくせ毛で悩んでいてとか大まかなものを考えがちですが、集客を目指すのであればもっと深く人物像を鮮明にしておくことが大切です。
例えば、子供がいるか？仕事内容は？性格は？などある特定の人物まで絞り込みを行います。そして、その人の悩みに対して解決する商品を作る。これがターゲットを絞るということです。
売る技術を絞る
まずは、売る技術を決めます。（売る技術が定まっていない方は２ターゲットの人物像を書き出すから始めてください）
技術の絞り３ステップ
- 自分が最もこだわっている技術をひとつ出してください。
- カットやカラーリング、パーマ、縮毛矯正など様々ある技術メニューの中でたった一つだけに絞ってください。
- 複数ある場合は一つの技術にこの３ステップをそれぞれ行ってください。
- その技術を使って解決できる髪の悩みを3つ書き出してください。
- こだわりの技術でどんなお悩みを解決することができるのか？を明確にしましょう。
- 「△△の悩みを解決し、〇〇な日々を過ごすことができます。」など一つ一つの悩みに対して施術することで解決し、得られる未来を簡潔に書き出します。
- なぜその技術でその悩みが解決できるのか？を説明してください。
- なぜその技術が悩みを解決することができるのか？を技術のこだわりポイントを踏まえた文章を3~5本書き出しましょう。
- 1~3を合わせて違和感がなければ完成！
こんな感じで書き出せたら次に進みます。
ターゲットの人物像を書き出す
次は人物像を書き出してみましょう！
冒頭で伝えた通り人物像がはっきりとわかるくらいまで絞っていきます。
書き出した技術と悩み解決は誰が求めているのか？を考えて人物像を書き出していきましょう。
人物像例
- 40歳女性、中学生の子供がいる。
- 仕事は専門業である程度リーダー的役職の位置にいる。
- 最近体型維持のためにウォーキングを始めた。または、したいと思っている。
- なので、動きやすく印象の良いショートスタイルに憧れる。
- 久しぶりにショートヘアにするので不安。
- 巻いたりなど高度なスタイリングをする時間はなく簡単にスタイリングできるショートスタイルにしたいけど、自分の髪でどんなのができるのかわからない。
このぐらいの人物像を2〜3人ほど書き出したら次はその人物を想像して思考をシュミレーションしてみましょう。
ターゲットの思考をシュミレーションする
ターゲットが決まれば、その人がどのように自分を発見して、なぜ予約しようと思ったのか？とその人物になったつもりで何を考えているのかをシュミレーションしてみましょう。
ここで大切なことはどれだけリアリティにシュミレーションできるか。
この項目でどのように集客アプローチするのか決まっていきます。
シュミレーション例
- 発見するタイミング
- 休みの日の朝？
- 例：「朝のスタイリングが難しくてもっと楽にスタイリングできるようにしたいと思った」
- 仕事の休憩中？
- 例：「髪が長かった同僚がショートカットにしてきていて、すごく格好良くて私にもしてみたいと思った」
- 帰りのバスの中？
- 例：「帰り途中に素敵なショートヘアの人がいて私もあんな風にみられたいなと思った」
- 夜ゆっくりしている時？
- 例：「テレビに出ていた人を見てあんな感じのショートだといいのかもと思った」
- 休みの日の朝？
- 発見方法
- 検索？
- 広告？
- SNSで流れてきて？
発見するに至るトリガーを定めることでどのようにアプローチするのかが見えてきます。
インスタグラムで発見した場合もインターネットであなたを検索されますので、発見方法は基本的に検索がメインになります。
なので、検索時に自分のページが表示されるように広告を出すことも効率的な手段となります。
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3ステップをしっかりと練り込む
この3ステップをしっかりと練り込むことでターゲット設定は完了です！
- 売る技術を絞る
- ターゲットの人物像を書き出す
- ターゲットの思考をシュミレーションする
ターゲット設定は非常に大事ですので、この先の集客がうまくいかなくなってきた時にはターゲット設定を見直してブラッシュアップしていきましょう。
ターゲット設定が完了したら、次回はアプローチの方法の考え方について。
▼2023年11月6日公開
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