美容師の副業はバレる?
美容師の下積み時代は給料が低く、せっかくの給料日にも支払いと美味しいご飯を食べたら後は節約。。
買いたい物や大好きな美容にお金を掛ける事すら出来ない苦しい時期です。
一昔前までは修業期間なんだからお金をもらえなくて当然だ!という人もいたでしょうが今の時代は一つの仕事だけで満足いく給料を貰えている人の方が少ないのではないでしょうか??
そうなると考え始めるのが副業という選択肢です。副業を容認している会社も増えてきている様ですが、そもそも自分の会社が副業OKなのか?もし副業NGだった事を考えると会社には聞きづらいですね。
副業がOKという会社であれば正々堂々と申請して副業を始めれば良いのですがNGだった場合、コッソリ副業をやると「会社にバレるのか?」という点が気になりますよね。
しかし安心してください!!
結論:バレない様に副業する事は可能です。それも簡単な方法で。
ではどの様にすれば会社にバレる事なく副業を行う事が出来るのでしょうか?
まずは副業がバレてしまう主な要因から見ていきましょう。
\ 集客についてのまとめ /
\ 独立までの手順 /
会社に副業がバレてしまう理由
住民税
会社員であれば住民税は給与から源泉徴収されている為、自分自身で納税する事はありません。
しかし副業で得た収入分の住民税は自分自身での納税が必要となります。
では住民税をいくら支払えば良いのか?それを算出するのが確定申告です。
社会保険
※副業先にパート・アルバイトとして雇用されているケースに限られる。
本業で社会保険に加入していても要件を満たしてしまった場合は副業先でも社会保険の加入が必要となります。
社会保険に二重で加入してしまう事で本業先の会社にバレてしまうといった事も。
労働基準監督署
※副業先にパート・アルバイトとして雇用されているケースに限られる。
昨今の働き方改革の影響で本業、副業を通して就業時間の制限が設けられています。
これらの時間を超えてしまう場合、本業の会社が労働基準監督署より指導を受けてしまう場合があり、そこから副業がばれてしまうケースもあります。
知り合い/SNS
副業の種類にもよりますがSNSや知り合いを通して会社にバレてしまうというケースもあります。
よほどの逆恨みがなければそういったケースは稀ですが自身を守る為にも、不用意にSNSに投稿しない事や信用できる人以外には副業の事を話さないなど対策をとっておいて損はないと思います。
会社にバレない様に副業を行う方法
では会社にバレない様に副業を行うにはどうすれば良いのか?
- 社会保険加入要件に掛からない様に対策する
- 本業・副業を含めた就業時間制限の順守
- 知り合いやSNSを通じてバレる事がない様に対策
これら3つの対策はマストですが副業がバレてしまう要因で最も多いのが住民税通知です。
ではどの様な対策を行う必要があるのか。
方法は至って簡単です。
確定申告時に下記の画像通り【住民税に関する事項】の徴収方法の欄で【自分で納付】を選択すれば副業で得た所得分の住民税の通知書が自宅に届き会社に副業を知られる事はありません。
例:年間を通し25万円の売上があったが6万円の経費が掛かった
➡確定申告不要
例:年間を通し30万円の売上があったが9万円の経費が掛かった
➡確定申告が必要
美容師におすすめの副業
バレずに副業を行う方法が分かったところで美容師におすすめの副業を掲載します。
美容師は長時間労働が基本となりますので時間を対価にする副業はおすすめしません。つまりパートやアルバイトといった企業に雇用される形態での副業は不向きだと私は考えています。裏を返すと隙間時間に出来る副業がベストです。
美容師ブログ(アフィリエイト、アドセンス)
ユーザー、同業者、製品メーカー、美容師を志している方などはプロ美容師のリアルな情報やアドバイスなどを求めています。
あなたが感じている事や疑問などは他者も同様に感じています。プロとしての意見や考えを価値と捉え、発信する事でダイレクトな顧客獲得や物販へ繋げる事が出来ます。
フリーランス美容師
美容師として会社で働きつつ休日はシェアサロンでフリーランスとして技術を提供する事も可能です。
本業よりも安価もしくは高価に技術を提供する事が出来ます。勿論、価格帯は自分の裁量で設定する事が可能です。
顧客獲得が上手くいけば本業を辞めて自分の好きな日時だけ働くフリーランス美容師として専念する事も可能です。
※ただし、後々のトラブルにならないよう「自分で集客したお客様のみ」という事を徹底して下さい。
本業サロンのお客様は勤め先の会社が集客したお客様なので当然広告費を今の美容室が捻出していますし、お客様からの情報で本業のサロンへバレてしまう可能性もあります。
そこから損害賠償問題に発展といったケースも存在します。
まとめ
副業がバレてしまう大まかな要因は税金、社会保障からというケースが大半で正しい知識を持っていればバレる事はありません。
そして美容師が始める副業の第一歩としては休日にシェアサロンで自分が集客したお客様に対し技術を提供する事が最短距離だと私は考えています。
「自分はどこにでもいる普通の美容師だ」と思わず自身の感性と知識を信じて挑戦してみて下さい。